89: 心霊の名無しさん
私が中学生の頃、私立中学のため電車を利用して通学をしていました。 
日付けは忘れましたが、寒い時期です。 
いつものように特急から各駅に乗り換えるために 
駅のホームで電車を待っていると目の前を通り過ぎる人々の中に異様な人がいました。 

いまでも覚えています。 
すれ違うなんて一瞬の出来事ですがその時は違いました。 
その男が右から視界に入るなりスローモーションのように視界は歪み、長い時間、男と目が合っていた錯覚に落ちました。 
男は横目で私を見ていて、私は男の崩れた顔、まるで雪だるまが溶けたような顔に恐怖を感じ背筋が凍りました。 
所々に火傷で負ったであろう水膨れや、度を越した腫れがあり顔の原型を留めておらず、 
溶けた顔が重いのか、崩れ落ちるのをとめようとしているのか左手で垂れた頬らしき所を支えていました。 

つづく

kaidan244
91: 心霊の名無しさん
すみません…。
オカルトのまとめばかり見ていまして、
見てるうちに私の体験がなんなのか知りたくなりまして、
かかせてもらってます。

92: 心霊の名無しさん
つづき

私は恐怖から左に過ぎた男が本物なのか見ることができませんでした。
電車がくるまでの数分間「見ちゃダメだ、見ちゃダメだ。」と繰り返し電車がくれば大丈夫、乗ったら大丈夫と頭のなかで念じてました。

電車がきて乗り込むと息を止めていた?のか
安心からなのか全身から汗が吹き出し
息も上がり心臓の鼓動も早くなっていました。
席に座って休みたい一心ですぐ近くの席に座り
一旦落ち着こうと深呼吸。
そして冷静に考えよう…と考えました。
不思議なことに、考えれば考えるほど悪いことばかり思いついてしまうもので一向に落ち着きませんでした。
「まさか、同じ電車に乗っているのでは?」なんて考えが出た時は左を見たくて見たくて仕方がなかった。
いないことを確認しなければ安心できないと思っていました。

3駅越え、後ひと駅で最寄りの駅という所で
意を決して左を確認しました。

つづく

94: 心霊の名無しさん
つづき

先頭車両に乗っていたので前方は行き止まり、
その運転席につづく扉の前にその男は立っていました。
私をずっと見つめていたのか、目が合った。
瞬間に身の危険を感じ背もたれにくっつき左を見ないように座りなおしました。
他の乗客はそんな男なんていないような、澄ました顔で座っています。
最寄りの駅に着きましたが、降りたくても降りれず…体が重く動けませんでした。
しかし発車のベルがなると体が軽くなり、扉が閉まるギリギリで電車から飛び出し、その勢いで改札を通り
振り向いてはいけないと一目散に自宅に帰りました。

それからというもの顔の崩れた男に会うことはありませんでした。
過去の遺物。忘れたい思い出。と何年か経ち高校生になりました。

私立中学を卒業後、エスカレーターで私立高校に行きましたが上手くいかず、都立に編入し
通学も電車ではなくチャリがほとんどとなり、
電車を使う時は違う地線を使っていた。

つづく

97: 心霊の名無しさん
>>94
まさかの数年越しの恐怖体験なんですね・・・!

99: 心霊の名無しさん
>>94からのつづき

そんな男に出会ったのなんて忘れて高校生活を謳歌している頃、
いつものようにチャリで行動していた私は、友達の家から何分で帰れるか
毎回、自己ラップの更新にいそしんでいました。

そんなある日、その日はやけに調子がよく信号もタイミングよく青が続き
自己ラップ更新を目前に控えていた。
線路下をくぐる自転車専用の地下トンネルがありまして、そこは街灯も少なく昼間でも薄暗いところでした。
時間は大体17時~18時の間だったと覚えています。暑い時期です。
入口から全速力で走り、坂を上り坂に備え下り坂を漕がずに風邪を肌で感じていると
目の前から歩いてくる人がいました。
歩行者は珍しいわけではありませんが、表の連絡通路のほうが歩行者は早く向こう側へ行けるはずなので
その時は暑いから涼しいトンネルを通ってるのかなとそんな気にしてませんでした。
それもつかの間私は目を疑いました。
男は左手で自分の顔であろう崩れた皮膚を支え立ち止まってこちらを見つめていました。
あの時の記憶とともに背筋が凍りつき、恐怖に襲われました。
漕がずにいた足は漕ぎたくても漕げず、ただ自転車は走っているだけ。
実際は一瞬ですが、何分もそこにいたような、その男と見つめあっていたような
駅で体験したことがフラッシュバックしました。

横を通過したあたりで足は自然と自転車を漕ぎだし上り坂を猛スピードで上がりました。
しかし、中学のころと違って私はもう高校生。それなりの度胸は身に着けていましたので、
振り返ってあの男が本物なのか、なんなのか確かめようと決心し
走りながら振り向きました。

つづく

100: 心霊の名無しさん
つづき

振り向いた瞬間。
男はさっきまで私が来た方向に体が向いていたはずなのに
体はこちらを向き、私を見つめていました。
「ひっ!」思わず声が出てしまったのを覚えています。
漫画のようで、しかし、まじめにそんな声が出ていました。
そしてこの私が発した言葉が引き金?になったのか、
男の声で「見つけた」と微かに聞こえたのを覚えています。
いつもなら上り坂はかなりきついのですが、なぜかその日は漕ぐ足も軽く
トンネルを抜けて、中学生のころと同じように一目散に自宅へ帰りました。

家族にも、友達にもこの話はしていません。
当時は言ってしまえばその男は「本物になる。本当のことになってしまう。」と
言の葉の魂を信じていましたので。
数年たった今、ひょんなことからふと忘れていたのに思い出す。
嫌な子の思い出とおさらばしたく、友人にも話し、家族にも話し、
子どもから怖い話して!と本当にあった怖い話・・・として話したこともあります。
話をしたからと言って他人に迷惑がかかるとも思っていませんが。
話せば向き合い、私のこのモヤモヤも解消されるのかもしれない・・・。
なんて安直な考えです。

終わり。

101: 心霊の名無しさん
補足

オカ坂のまとめを見ていて私も便所の落書きとして話してみようと
今に至るということです。

今現在その男には、高校生を最後に出会っていません。
もしその男が一般的に言う「幽霊」なのであれば、出会いたくありません。
しかし、実際に居る不慮の事故で顔が崩れてしまった人なのであれば・・・
実際に会い、怖がってしまった私を恥、一言謝罪をしたいと思っています。
何か情報があれば、ご提供くださればと思っております。

終わり。

112: 心霊の名無しさん
>>101
大変面白かったです。同じ幽霊に何度も会う事ってあるんですね。まとめサイトからわざわざお越し頂きありがとうございます!お話とっても興味深かったです。ゾッとしました。

113: 心霊の名無しさん
父方の祖父が亡くなった日の晩
おじいちゃんは軽く痴呆で会うと後で「金を盗られた!」とか言って騒ぐようになってきたので父親があんまり行かないようにね、という事で亡くなる3ヶ月くらい前から会わないようにしてた
老衰で寝ながら亡くなっちゃったし、最後に喋りたかったなー会いに来て欲しいよね、と話をしながらその日は家族でおじいちゃんの家で雑魚寝をした

うとうとしてると左足がどんどん引っ張られていく
気付いたらねっとり空気が重くて息がしにくくて、左足は掴まれてる?というより飴細工みたいに柔らかくなってその先に吸い込まれてるような感じ
不思議と怖くなくておじいちゃんかも!と何とか目を開けて見ようとしていると
隣で寝ていた母がめちゃくちゃ大きい声で「誰や!!!」と叫ぶとハッと目が覚めた
寝言で叫んだ母も寝ていた時に足を引っ張られたそう。


でも母は金縛りの中ではっきりおばさんみたいな人に引っ張られてるのを見たらしい
おじいちゃんじゃなかったんかーい

114: 心霊の名無しさん
>>113
そこはおじいちゃんであって欲しかったですね。
読み易かったです。
お母様も同じタイミングで幽霊に引っ張られてたんですね!シンクロ!

132: 心霊の名無しさん
>>113
経験上、亡くなった後じゃなくてその人が亡くなりそうなタイミングでちょうど寝てると夢枕に立つっぽい
夢枕に立つで描かれる絵そのまんま、上半身のイメージ強くて枕元あたりにいるような感覚
その時期逃しても、落ち着いたころに夢に出てきたりする

135: 心霊の名無しさん
>>132
死者が夢に出てくる事ってありますよね。
でも死ぬ前って・・・。
第六感キレッキレじゃないですか

管理人のコメント

顔が火傷になっている男性が、生きてる人なのか。幽霊なのかわかりませんが
通り過ぎようとした時の、男の声で「見つけた」って聞こえたのが、怖いですね。

参照元: http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1503971364/